専攻

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3つの専攻について

欧米言語文化専攻

欧米言語文化専攻の博士前期課程は, 高度な学習への需要に対応し, 学部教育で得た欧米の言語文化に関する知識や外国語能力を高め, 専門的職業に必要な思考力・応用力・行動力を身に付けて, 多様化する社会を支えることのできる人材の育成を目的とします。欧米言語文化専攻の博士前期課程では, 言語学, 文学, 思想・宗教学, 芸術文化学, 歴史・社会学, 言語教育学などの分野に関する専門知識を基盤とし, それを欧米地域の諸特性を踏まえて汎用する調査・研究能力と優れた言語運用能力を身につけ, 教育・研究をはじめ様々な領域で活躍できる優れた知識と能力を備えた人材の育成を目的とします。

欧米言語文化専攻の博士後期課程では, 言語学, 文学, 思想・宗教学, 芸術文化学, 歴史・社会学, 言語教育学などの分野に関する豊かな専門知識を基盤とし, それを欧米地域の諸特性を踏まえて汎用する高度な調査・研究能力と言語運用能力, 深い洞察力を身につけ, 人間の本性に関する独創的な研究を行う資質を備えた研究者, 教育者の育成を目的とします。

欧米言語文化専攻の博士後期課程は, 創造性豊かな高度の研究能力と, 優れた学識・企画力・公表力・自立力とを備えて, 研究・教育機関の中核を担う研究者や, 多様化する社会を支えることのできる職業人の育成を目的とします。

欧米言語文化専攻

中国言語文化専攻

中国言語文化専攻の博士前期課程は, 中国の「言語」「歴史・文化」の二つの専門分野に関して, 創造的研究を行う能力を有する教育者・研究者の育成, 及び, 今後の知識基盤社会に必要とされる高度な専門的知識, 研究能力, 及び外国語運用能力を有する専門職業人の育成を目的とします。

中国言語文化専攻の博士後期課程は, 大学等の教育・研究機関に所属する教育者・研究者の育成を主要な目的とし, 同時に, 高度な専門的知識・研究能力を活用して一般企業, ジャーナリズム, 行政機関等の業務に従事する能力を有した人材の育成を目的とします。

中国言語文化専攻

日本文化専攻

日本文化専攻の博士前期課程は, 高度な日本語の運用能力を基盤とし, 日本の言語, 文学, 思想, 宗教, 芸術文化, 国語教育などに関する優れた専門知識と研究能力を身につけ, それを幅広い視野の下に位置づけて, 国際的な場において, 専門的職業人・教育者・研究者として活動できる人材を育成することを目的とします。

日本文化専攻の博士後期課程は, 高度な日本語の運用能力を基盤とし, 日本の言語, 文学, 思想, 宗教, 芸術文化, 国語教育のいずれかの分野に関する高度な専門知識と研究能力を身につけ, それを幅広い視野の下に位置づけて, 国際的な場において, 専門的職業人・教育者・研究者として活動できる人材を育成することを目的とします。

日本文化専攻

学修指導サポート体制

本研究科では, 学生が研究生活に専念できるよう充実したサポート体制を用意しています。学生が自らの研究テーマについてきめ細やかな指導が受けられるよう, 指導教授の講義・演習科目を中心として少人数教育に徹した指導体制をとっています。オフィスアワーや複数指導教授制度なども取り入れて相談しやすい環境を整え, ガイダンスや学位論文中間発表会などを行うことを通して, 学位論文作成へ向けて学生が充実した研究活動を行えるよう研究科・専攻全体として支援します。

研究活動のサポートとしては, 研究科で年1回発刊している『言語と文化論集』に研究成果を公表することができます。また, 国内や海外の学会に参加したり報告したりする機会がもてるよう支援体制も整えています。

教職希望者に対しては, 実際の授業で指導補助を行うT・A(ティーチング・アシスタント)制度を積極的に活用することで, 教育指導法のトレーニングにつなげています。

早期修了・長期履修学生制度

早期修了・長期履修学生制度は, 学生の能力や目標に応じて, 多様な履修形態を提供することを目的に導入された制度です。本研究科では, 博士前期課程において早期修了制度を導入しており, 特に優れた研究業績をあげた学生が, 願い出により入学年度の1年間で課程を修了して学位を取得できます。一方, 長期履修学生制度も博士前期課程において実施しています。多様な履修形態を提供することを目的に, 願いでにより, 通常2年間で修了する課程を3年間または4年間かけて計画的に履修することができます。

昼夜開講制度

本研究科では, 社会人の入学を促進し大学院教育の充実を図るべく, 博士前期課程において昼夜開講制度を導入しています。働きながら学びたい社会人や家庭や仕事の都合で昼間の授業を履修できない学生が夜間の授業を選択して課程を修了することができます。学生の目的に沿った柔軟な履修モデルが組めるよう便宜が図られています。

奨学金制度

神奈川大学の返還不要の給付型奨学金を中心に多種多彩な奨学金制度により, 本研究科での学修をサポートしていきます。

教育目標と3つのポリシー

人文学研究科は, 入学者受け入れ, 教育課程編成・実施, 学位授与のそれぞれについて, 3つのポリシーを掲げています。

学修の流れ

博士前期課程 学修の流れ

学年 事項 備考
1年次 4月 オリエンテーション
各自の研究テーマ・指導教授を決定する。
4-9月 履修登録 演習履修(4単位)〔指導教授〕 指導教授の演習科目を含めて20 単位以上修得する(論文提出要件)
講義履修(4単位)〔指導教授〕
その他の科目履修(12 単位以上)
2年次 4-9月 履修登録 演習履修(4単位)〔指導教授〕 ・2年次修了までに32 単位以上の修得が必要〔指導教授の演習8単位・指導教授の講義4単位を含む〕(修了要件)
その他の科目履修(8単位以上) ・修了見込証明書発行基準:2年次に在学し20 単位以上を修得している
6月 論文計画書を提出する 論文タイトルと概要を提出する
7月 論文中間報告会で発表する
11月 語学認定試験を受験する (論文提出要件)
作成要領をもとに準備する
12月 論文提出準備 修士論文審査員(主査・副査)が決定される
1月 論文提出
最終試験 主査・副査により口述試験が実施される
3月 学位授与式

博士後期課程 学修の流れ

学年 事項 備考
1年次 4月 オリエンテーション
各自の研究テーマ・指導教授を決定する。
4-9月 履修登録 演習履修(4単位)〔指導教授〕
講義履修(4単位)〔指導教授〕
その他の科目履修
2年次 4-9月 履修登録 演習履修(4単位)〔指導教授〕
その他の科目履修
10月 論文中間報告会で発表する
3年次 4月 履修登録 演習履修(4単位)〔指導教授〕 3年間で20単位以上修得する(指導教授の演習12単位・指導教授の講義4単位を含む)(修了要件)
その他の科目履修
6月 論文計画書を提出する 論文タイトルと概要を提出する
7月 論文予備審査 提出前に審査が行われる
博士論文審査員(主査・副査)が決定される
8月 論文提出準備 作成要領をもとに準備する
9月 語学認定試験を受験する (論文提出要件)
論文提出
11月 最終試験 主査・副査により口述試験が実施される
1月 公聴会
3月 学位授与式