
Students, Visitors, and Alumni- 在学生・研究生・卒業生 -
在学生紹介
準備中
研究生紹介
準備中
修士論文題名一覧
中国言語文化専攻 博士前期課程 2024年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
WANG JIAMING | 清末奉天地方の警察教育-1906〜1912年の『盛京時報』の記事を手がかりとして- |
何 昊林 | 香港「行政的民意吸収政治」における圧力団体の政治参与-OECD国際教育顧問団をめぐる香港政庁と民間団体の対応- |
董 令德 | 近代上海における養鶏業関連の出版物及び団体(1912~1937年)-『申報』を手がかりとして- |
中国言語文化専攻 博士前期課程 2023年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
佘 成江 | 中日両国の帰宅場面における言語行動の比較研究 -ホームドラマの分析を中心に- |
趙 暁東 | 日中両言語の漢語名詞の同形語に関する対照研究 -二字名詞を中心に- |
張 雲皓 | 自嘲を表す中国語ネットスラングの意味分析 -「狗」に関するネットスラングを中心に- |
祝 佳杰 | 済公物語の研究 -特に「妓女勧善」譚から- |
中国言語文化専攻 博士前期課程 2022年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
王 穎 | 日中両言語の勧誘ストラテジーの対照分析 -SNS広告を中心に- |
中国言語文化専攻 2021年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
丁 思静 | 横浜中華街の言語景観の研究-中華街大通りを中心に |
劉 承君 | 中国白酒のネーミングに関する研究 |
魏 雯君 | 近代上海のレコード業と上海パテ会社-『申報』『良友』画報の広告記事を中心に |
崔 華 | 日本語のモダリティ表現「ようだ」「らしい」「(し)そうだ」と中国語の対照研究 |
楊 菁 | 日中オノマトペに関する対照研究-テレビドラマでの使用実態調査に基づく |
中国言語文化専攻 2020年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
白 雲 | 梓潼陽戯の研究 -目連戯を中心に- |
陳 晨 | 笑いの技法と仕組みに関する語用論的な考察 -郭徳綱の相声に基づく- |
范 宗迪 | 『竜図公案』研究 -包公文学における継承、発展及び変遷- |
楊 軍 | 清末の男色文化の分析 -主に「品花宝鑑」を用いて- |
2020年以前の題名について
中国言語文化専攻 2019年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
穴原 美智子 | 現代中国語”来着”の時間的機能の研究 |
甘利 祥汰 | 「上海日日新聞」で見る内山完造の軌跡 |
蘇 健 | 改革開放以降の広東省の日本人コミュニティの形成 |
陸 静 | 日本語オノマトペと中国語訳の比較研究 |
中国言語文化専攻 2018年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
熊 偉 | 19世紀における武侠小説の解読 |
劉 柯 | 清末の福建省留日学生に関する研究 |
戴 蔚 | 民国時代の上海におけるヒューデックの建築活動研究 |
郭 夢垚 | 清末中国人日本留学生の初期活動について |
林 珊 | 中国大陸歌手のファンネームに関する命名論の研究 |
劉 天奇 | 改革開放時期(1978年-2005年)の中国全国運動会の研究 |
中国言語文化専攻 2017年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
金 美星 | 中国國民政府期の中国国籍の取得と喪失-『國民政府公報』(1927~1946年)記載データを中心に- |
張 トウ | 『閩都別記』の解読-福建の地域文化を中心に- |
中国言語文化専攻 2016年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
李 美大一 | 満州開発と建築材料の関連について-『満州建築雑誌』を中心に |
中国言語文化専攻 2015年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
相沢 勇輝 | 日本語の格助詞「の」と中国語の構造助詞“的”の対照研究-用法の分類からみる時間概念の捉え方を中心に- |
王馨璇 | 謝罪と感謝の発話行為の日中対照研究-小説における文脈・場面との関連性- |
魏雨晴 | 中国語ビジネス会話におけるポライトネスの研究 |
松浦 百恵 | 「(是)・・・・・・的」構文の意味と論理 |
森表 麗香 | 現代中国語の進行・持続アスペクト研究-時相構造と時制構造との関連において- |
中国言語文化専攻 2014年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
王子成 | 「三言」の研究-江西の地域文化から見る水神信仰- |
大羽りん | 日本人学習者の中国語読解に見られる誤答の分析-特にスコープの取り違いについて- |
胡杰 | 現代中国語疑問文の意味と論理 |
蒋貝琦 | 改革開放と上海ホテル業の発展-上海錦江飯店および上海錦江国際集団を中心に- |
中国言語文化専攻 2009~2013年度修了者
氏名 | 修士論文題名一覧 |
---|---|
鎌田 拓真 | 「離合詞」における構造助詞“的”の意味と論理(2012年度) Meaning and Logic of Mandarin Chinese Particle “de” in Ionized Verbs |
只野 由梨 | 中国小学校国語教科書の言語表現導入の研究(2012年度) A Research on the Introduction of Language Expressions in the Chinese Elementary School Textbooks |
安信 美紀 | 現代中国語発話動詞の意味機能と方言分布(2012年度) The Semantic Function and the Dialectical Distribution of Utterance Verbs in Modern Chinese. |
横山 昌子 | 中国語の使役構文の意味構造(2012年度) Semantic Structures of Causative Constructions in Mandarin Chinese |
青木 萌 | 「現代中国語の時態副詞“正”の意味と論理構造」(2011年度) |
翁 嘉 | 「『西湖二集』の研究―明清時代の通俗文学と杭州の地域文化」(2011年度) |
横関 里美 | 「現代中国語における“在”構文の意味と論理構造」(2011年度) |
石川 由里子 | 「中国語疑問文の運用研究ー中国語インタビュー番組の事例分析」(2010年度) |
菅沼 若菜 | 「プランゲ文庫から見る戦後日本と華僑社会―新聞記事の分析を通して」(2010年度) |
田 遠 | 「戦後直後の時期における在日中国人留学生の「群像」を追う―『中国留日学生報』を中心に」(2010年度) |
鈴木 進一 | 「大陸と台湾における中国語指示詞の対照研究―日本語との比較を通して」(2009年度) |
博士論文題名一覧
中国言語文化専攻 博士後期課程 2023年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
郭 夢垚 | 清末中国人日本留学生の団体活動と『訳書彙編』 |
中国言語文化専攻 2021年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
楊 洲 | 自然会話における中国語フィラーの使用実態 |
中国言語文化専攻 2020年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
劉 燕嵐 | 限定語の意味と論理 -現代中国語と日本語を中心に- |
張 韜 | 明清小説における福建の女神の形象について -媽祖と臨水夫人陳靖姑を中心に- |
2020年以前の題名について
中国言語文化専攻 2019年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
穴原 美智子 | 現代中国語”来着”の時間的機能の研究 |
甘利 祥汰 | 「上海日日新聞」で見る内山完造の軌跡 |
蘇 健 | 改革開放以降の広東省の日本人コミュニティの形成 |
陸 静 | 日本語オノマトペと中国語訳の比較研究 |
中国言語文化専攻 2018年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
熊 偉 | 19世紀における武侠小説の解読 |
劉 柯 | 清末の福建省留日学生に関する研究 |
戴 蔚 | 民国時代の上海におけるヒューデックの建築活動研究 |
郭 夢垚 | 清末中国人日本留学生の初期活動について |
林 珊 | 中国大陸歌手のファンネームに関する命名論の研究 |
劉 天奇 | 改革開放時期(1978年-2005年)の中国全国運動会の研究 |
中国言語文化専攻 2017年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
金 美星 | 中国國民政府期の中国国籍の取得と喪失-『國民政府公報』(1927~1946年)記載データを中心に- |
張 トウ | 『閩都別記』の解読-福建の地域文化を中心に- |
中国言語文化専攻 2016年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
李 美大一 | 満州開発と建築材料の関連について-『満州建築雑誌』を中心に |
中国言語文化専攻 2015年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
相沢 勇輝 | 日本語の格助詞「の」と中国語の構造助詞“的”の対照研究-用法の分類からみる時間概念の捉え方を中心に- |
王馨璇 | 謝罪と感謝の発話行為の日中対照研究-小説における文脈・場面との関連性- |
魏雨晴 | 中国語ビジネス会話におけるポライトネスの研究 |
松浦 百恵 | 「(是)・・・・・・的」構文の意味と論理 |
森表 麗香 | 現代中国語の進行・持続アスペクト研究-時相構造と時制構造との関連において- |
中国言語文化専攻 1999~2014年度修了者
氏名 | 博士論文題名一覧 |
---|---|
王子成 | 「三言」の研究-江西の地域文化から見る水神信仰- |
大羽りん | 日本人学習者の中国語読解に見られる誤答の分析-特にスコープの取り違いについて- |
胡杰 | 現代中国語疑問文の意味と論理 |
蒋貝琦 | 改革開放と上海ホテル業の発展-上海錦江飯店および上海錦江国際集団を中心に- |
活躍する卒業生
先生に教えてもらったアプローチ方法が非常に役に立ちました。
勉強できる時にしておいた方が良い
昨今の日本人は10人に1人しか大学院へは進学しません。なので、私は大学院へ進学しました。大学を卒業すれば40年間の労働が待っております。そのうちの2年を使えば、勉強なら大学院までしました、と一生涯言えるのは大変魅力だとも思います。そして、日本人の進学率は年々下がっており、大学院の経験は個性になりうると考えました。しかし、1番の理由は大学時代に出会った先生、先輩方との縁でした。まだいろいろと教わりたいと思いました。曖昧な動機で進学をしましたが、勉学に崇高な志は必要なく、勉強できる時にしておいた方がいいと私は思います。
大学生と違い大学院生の授業は専門性が高く、少人数で行います。ですから、担当教授もしっかりと生徒の個性を見てくださいます。私の担当教授である孫先生は、私の長所と短所をよく理解してくださっておりました。「君は黙々と机に向かうタイプの研究者ではない。知識を持っている人にガンガン向かって、営業マンのように知識を蓄えなさい。」とおっしゃり、それに合わせた課題を提案してくれました。それは課外授業への参加であったり、学校内外のイベントであったり、主に人との交流に重点を置いたものでした。そのお陰でいまもその延長の仕事をしています。社会に出てからわかったことは、大学院の専門と仕事は違うけど、大学院での経験は十二分に活かせるということです。
私は大学院を卒業後、証券会社に入社しました。
よく周りの方に大学院の専攻とは畑違いではないのかと言われますが、大事なのは耕し方です。証券業界では専門的な知識が求められ、有用なエビデンスを収集し、お客様に納得していただく事が非常に重要です。私はその方法を大学院での勉学を通じて孫先生に教わりました。営業では大学院卒の営業員は珍しく、強い個性となったことは言わずもがなです。現在は、営業を経てグローバルマーケティングの業務をしています。市場を調査する際には、先生に教えてもらったアプローチ方法が非常に役に立ちました。大学院での経験を活かせば人生と仕事により深みが出ます。進学を寄り道とは思わずに、ぜひ機会として挑戦することをオススメします。
研究というのはどういうものかを再認識することができました。
大学院を志したのはなぜですか。
神奈川大学大学院に進学する前に2年程中国語講師のアルバイトをしていました。しかし、自分が中国人でありながら生徒さんからの様々な中国語に関する質問に答えられなくて、すごく困っていた時期がありました。中国語に関してもっと知りたい、もっと専門的な知識を得たいと思い、神奈川大学大学院に進学することにしました。
大学院での勉強はどのようなものでしたか。
私の場合は、博士前期の2年間は自分の指導教授からこれから論文を書くための研究方法について学び、後期はその研究方法を使い、自分の興味がある中国語疑問文について研究を行いました。
また、自分は給費生試験に合格し、5年間の学費を免除して頂き、大学内でTAやパソコン室のアルバイトをし、学習面だけでなく、生活面にも困ることなく、研究に集中することができました。5年間は長いように思いますが、今振り返ると、その5年間が自分にとって一番研究に集中でき、一番楽しい期間でした。この場を借りて、自分の指導教授である松村先生や中国語言語文化専攻の先生方に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
現在の仕事について教えてください。
卒業後は1年間位神奈川大学と市立大月短期大学で中国語を教えていました。今は大東文化大学外国語学部中国語学科の専任教員として、中国語の文型や語彙、中国語時事文などの授業を担当していて、学科内では主に留学に関わる仕事に携わっています。
大学院の生活は私にとっては人生の宝物です!
新しいことを学ぶ姿勢はいつも忘れないようにしたいです。
大学院を志したのはなぜですか。
私は中国の浙江海洋大学の「漢言語文学」出身で、古代と現代の中国語文法、中国近現代文学史などを学んできましたが、途中で語用論に対して非常に興味を持つことになりました。その後、神奈川大学大学院を卒業した先輩の翁嘉さんから神奈川大学の彭国躍先生が語用論の研究をしていることを教えてもらい、彭先生の論文を拝見して大学院に進み語用論の研究をしようと志しました。
大学院での勉強はどのようなものでしたか。
毎日充実な生活を送りました。彭先生から語用論の知識をご指導いただき、鈴木慶夏先生の中国語現代文法の講義では様々な論文を読みながら、中国語の文法や教育、日・中言語対照などの研究方法を幅広く学ぶことができました。また、大学院の講義では、先生と院生同士が気楽に話しすることができ、進路や勉強などにおいて意見交換をすることができました。大学院を卒業したいま、大学院時代を振り返ると、恵まれている中で研究ができた人生の宝物のような時間だったことが分かります。
現在の仕事について教えてください。
現在はITエンジニアの仕事に従事しています。大学院の研究とはあまり関係がないように見えますが、実は、IT業界に入るきっかけになったのは、大学院の講義や論文で翻訳機における日・中両言語の翻訳の順番に関連する研究に出会ったことかも知れません。その時、人が設計したプログラムで言語を翻訳する時の背景にあるロジックに惹かれました。その後、プログラミング言語を学び、在学中ITパスポート試験を合格してIT会社の内定をもらいました。
人工知能が流行っている現在、語用論の「言外の意」を理解するロボットが今後出てくるか、を自分の手と目で検証していきたいと思います。
大学の図書館や人文学研究所などが所蔵している文献資料はとても多く、いつでも借りることができ、私たち文系の学生にとってはとても便利です。
大学院を志したのはなぜですか。
私は子供の頃から日本文化に興味を持っていましたので、中国の大学に進学する時に日本語学科を選びました。四年間の勉強の間に、日本という隣国に好奇心がますます湧いてきました。そこで、自分自身の目で日本社会を体験し、日本文化を実際に理解したいと思い、日本へ留学することを決心しました。また、大学の卒業論文で中国人留学生と日本の関係についての論文を完成しましたので、大学院でも引き続き、その研究を続けたいと思いました。そこで、この分野の研究で有名な孫安石教授とメールで連絡をとりながら、大学院入試を準備し、進学しました。
大学院の授業は、少人数の学生が各自の研究内容を中心に勉強します。
大学院での日々は充実していました。大学の授業は主に先生は「話し」、学生は「聞く」という受け身の授業が多いです。しかし、大学院はそれと違い、少人数の学生を中心に、先生はその学生の研究内容に応じて授業を展開します。次に、大学院での発表が多かったです。発表の準備はとても大変で、最初は先生の指摘が怖くて(笑)、緊張しました。しかし、これは非常に効率的な勉強方法であります。先生が良くないところを指摘して、訂正してくれるので、自分の言語能力も伸びることができ、論文の完成にも大いに役立ったと思います。そして、大学の図書館や人文学研究所などが所蔵している文献資料はとても多く、いつでも借りることができ、私たち文系の学生にとってはとても便利です。また、外国語学部が毎年、行う学生交流活動を通じて、外国人留学生と日本人学生が交流することができ、日本人の友達を作り、日本の文化を知ることができました。
いまは中国の湖南省長沙市の高校で日本語教師をしています。
前期課程が終わってから、後期課程に進学して一年間勉強しましたが、新型コロナの影響で帰国しました。帰国した後は湖南省長沙市の高校で日本語教師をしています。中国の大学入試では日本語を外国語の試験科目として選択することができるため、とても人気があります。授業では、学生に日本語の知識を教えるだけでなく、私が日本留学中に見聞したことを話すことも多く、それを通じて学生の日本語や日本への興味を刺激しています。また、私は大学院在学中にティーチングアシスタント(TA)の授業補助業務を経験しましたので、学生から日本語先生への役割転換に素早く適応できた、と思います。これからも神奈川大学での留学の成果を活かし、優秀な学生を育成していきたいです。